ニコ・ヒュルケンベルグは、今週末のスパ・フランコルシャン6時間レースと6月のル・マン24時間レースへの参戦はF1に影響しないと述べた。ニコ・ヒュルケンベルグは、F1と平行してでWEC世界耐久選手権の2つのラウンドでポルシェをドライブすることになっている。今年始めには919ハイブリッドをテストしており、今週末はスパで最初のレースを迎える。
「当然、去年ポルシェと契約する前にこういうことは考えたし、F1に影響すると思ったら契約はしなかった」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「2月中旬にバーレーンでテストして、それからバルセロナに行った。もちろん、適応には数ラップ必要だけど、僕はもうF1に十分に慣れているし、頭と体に感覚が刻まれているので、切り替えにそれほど時間はかからない」ニコ・ヒュルケンベルグが駆るポルシェ 919ハイブリッドは、V型4気筒ターボエンジンを搭載しており、パワーは500馬力を超える。駆動方式は、フロントアクスルにKERSを搭載する四輪駆動となる。ニコ・ヒュルケンベルグは、そこがF1との最大の違いだと語る。「ハイブリッドシステムという点ではそれほど違いを感じない。でも、ポルシェは四輪駆動。それが一番の違いだ」今年のWEC開幕戦で、ポルシェはアウディやトヨタとスリリングなバトルを繰り広げて2位でフィニッシュした。だが、残念ながらヒュルケンベルグはそのシーンを見られなかったという。「ちょうど中国を発つところで、移動中だった。ちょっとだけライブタイミングを見たけど、離陸してしまったのでレースを最後まで見ることはできなかった」
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