ニコ・ヒュルケンベルグは、フォース・インディアが2013年シーズン後半を犠牲にして、2014年の新しい規約に備えたことが功を奏したと考えている。フォース・インディアは、2014年のF1マシンの開発に集中するために、早くに2013年マシンの開発をストップ。それにより、2013年は順位を下げたが、2014年にはこれまで全レースでトップ6位以内でフィニッシュ。バーレーンGPではセルジオ・ペレスが表彰台を獲得している。
「新しいレギュレーションは、全てのチームをリセットしたと思う」とニコ・ヒュルケンベルグは Times of India にコメント。「確立されていた順位にちょっと変えた。それが今年僕たちが見てきたものだ。以前のシーズンよりも競争的になるチャンスを与えてくれたと思う。去年、チームは2014年に集中するために多くのことを犠牲にした。それが懸命な決断だったことが証明されたと思う」ニコ・ヒュルケンベルグは、ドライバーズ選手権でフェルナンド・アロンソから5ポイント差の4位につけているが、フォース・インディアがフェラーリの座を奪うのは難しいと考えている。それでも、ニコ・ヒュルケンベルグは、2014年の表彰台フィニッシュを目指している。「フェラーリは強いし、フェルナンドは4レース中3レースで僕を倒した。フェルナンドを捕らえるのは厳しい戦いだと思う」「野心のひとつは、今年表彰台でフィニッシュすることでなければならない。間違いなくそれがゴールだ。でも、最も重要なのは、一年にわたって一貫して、各レースでポイントを獲得することだ」