ニコ・ヒュルケンベルグが、F1イギリスGPへの意気込みを語った。ニコ、バレンシアではF1最高位でフィニッシュしましたね。レースを振り返っていかがですか?結果にはとても満足している。特にあのようなタフなレースの後だしね。7周目からKERSを失って、オーバーテイクやディフェンスが難しかったけど、出来る限り激しくプッシュしたし、素晴らしい結果を持ち去ることができた。
僕たちは週末ずっと力強いことを示せたし、レース毎に一貫して改善している。今はシルバーストンでマシンに戻るのを楽しみにしている。バレンシアでの結果は、あなた自身、そしてチームにとっての突破口が開けたと感じていますか?チャンピオンシップでウィリアムズやザウバーに離されないために必要な結果だったと思う。もちろん、僕にとって後押しになったけど、しばらく予想していた結果だったと思う。僕たちはカナダでも同じような結果を出せたと思っていたけど、うまくいかなかった。バレンシアで堅実なポイントを獲得して、本当のポテンシャルを示し始めることができたのは良いことだ。リタイアしたマシンがいたのは事実だけど、それでも仕事をしなければならないものだし、僕たちはそれをした。過去にシルバーストンのレースにはどのような思い出がありますか?GP2とF1の両方でシルバーストンには良い思い出がある。コーナーのいくつかを考えると笑みがこぼれてしまうようなクラシックなレースのひとつだ。狭いし、ラップの速い部分では思い切りと勇敢さが必要なので、実際、僕は“古流”サーキットと言っているよ。超高速だし、完璧なラップができたときには物凄く楽しい。