ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1アメリカGPの金曜フリー走行を振り返った。F1アメリカGP初日は、FP2でセルジオ・ペレスがトップタイムをマークし、ホンダF1パワーユニット勢は順調な滑り出しとなった。
「2年ぶりのアメリカGP初日は、ここ数年と比較すると気温・湿度ともに高い状況での開催になりました」と田辺豊治はコメント。「今週末は、アキュラ ブランドのロゴをマシンやヘルメット、レーシングスーツに載せて走行しています。マシンにアキュラのロゴが載るのは初めてで、特に米国で広く知られるアキュラ ブランドを付けてレースができることをうれしく思っています」「また、今回は100%の観客動員でレースが開催されており、グランドスタンド、観客席から多くの声援を送ってくれているのを大変うれしく思います」「今日は通常の初日と同じく、コンディションに応じてPUのセッティング最適化を進め、順調にプログラムを消化することができました。今週末も我々の強力なライバルと戦うため、予選・レースに向け戦闘力を上げるべく、今日のデータを解析して予選・レースに向けてセッティングを煮詰めていきます」
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