ホンダF1のテクニカラウディレクターを務める田辺豊治が、F1中国GPの予選を振り返った。ホンダ勢は、レッドブル・ホンダの2台がQ3に進出を果たし、マックス・フェルッスタッペンが6番グリッド、ピエール・ガスリーが6番グリッドを獲得。トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが0.022秒差でQ3進出を逃し、11番グリッドからスタートする。
「今日の予選は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台がQ3に進出し、フェルスタッペン選手が5番グリッド、ガスリー選手が6番グリッドを獲得しました。明日両選手がいいレースをしてくれるのを楽しみにしています」と田辺豊治はコメント。「レッドブル・トロロッソ・ホンダノクビアト選手は、0.022秒とう僅差でQ3進出を逃してしまいましたが、スタート時のタイヤを選べる11番グリッドにつけたため、明日のレースではポイント獲得を期待しています」「アルボン選手については、FP3でのクラッシュにより、予選への出場がならず、明日はピットレーンからのスタートになります。ただ、彼に怪我がなかったことは幸いでした。ここ上海インターナショナル・サーキットでは、オーバーテイクのチャンスも多いですし、プラクティスでのマシンの仕上がりがよく速さはあるので、レースでは力強い走りを見せてくれると信じています」「なお、クラッシュ時に搭載していたPUについては、すぐにHRF-Sakuraに返送し、各コンポーネントのダメージ状態の確認を行います」