ホンダのF1での将来について様々な憶測が飛び交っている。2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足により評価は大きく下がっている。マクラーレンは他のパワーユニットへの載せ替えも視野に入れていることを公にしており、2018年からカスタマーパワーユニットを供給することになっているザウバーとの契約もご破算になる可能性が報じられている。
そんな中、 Auto Motor und Sport は、ホンダが2018年にトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する可能性があると報じた。「レッドブルのBチームは成長しており、ホンダと独自路線を進むことになるかもしれない」と通信員のミハエル・シュミットは述べた。「決定は夏に予定されている」この報道に対して、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「他チームと進行していることは我々には関係ないことだ」とコメントしている。実際、ホンダ関連の噂はシルバーストンのパドックの至るところで広がっている。例えば、マクラーレンの上層部がルノーと話をしているところが目撃されている。また、マクラーレンの上層部がフェルナンド・アロンソと夕食をとり、2018年もチームにコミットするのであれば、クルマにはトップエンジンが搭載されると保証したと噂されている。「我々はフェルナンドと素晴らしいディナーを過ごした。フェルナンドは代金を払いさえした」とザク・ブラウンはコメント。「彼は我々と一緒にいることを快適に感じており、我々はお互いのことをしっかり理解している。彼が来年もF1にいたいことを非常に明白にしている」マクラーレン残留について質問されたフェルナンド・アロンソは「ノーコメント」と述べた。マクラーレンは、フェルナンド・アロンソを確保しておくために、ホンダとの決別さえいとわないとされている。「個人レベルでのホンダとの関係は良好だ」とザク・ブラウンはコメント。「だが、我々がもっと良いエンジンを必要としていることは誰もが理解していると思う。だから、その件についてはいろいろなことが進行している」
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