ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1スペインGPへの抱負を語った。長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)「スペインGPより、夏の忙しいヨーロッパ戦が始まります。シーズン開幕からの4戦は、ハプニングも含め盛りだくさんの内容でしたが、ロシアGPでのダブル入賞がチームワークとメンバーの絆をさらに深めた形で、アロンソのホームレースに向かうことができて楽しみにしています」
「カタルニア・サーキットは、とてもテクニカルな、中・高速コーナーが多い総合コースで、マシンのあらゆる部位の強さが試されます。単純なるパワーで言えば、今までの4戦のサーキットのほうがパワーユニットへの負担は高いですが、スペインでうまくレースを運ぶためには、マシンの全体バランスがとても重要になります。パワーユニットとしては、ドライバー、サーキットそしてマシンのそれぞれのポテンシャルを発揮し、バランスを保つための適切なエネルギーマネージメント(デプロイメント、回生、スロットルレスポンスなど)をフリー走行時に上手にセットアップすることが重点項目となります。また、チームはシャシー側のアップデートを準備していますので、初めてのペアリングを試す重要な週末となります」 「スペインではロシアからの良い流れを引き継ぎ、ポイント圏内のポジション獲得を目指して万全の準備でレース週末に臨みたいと思います」関連:2016 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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