メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの決勝で今季11勝目を挙げた。ポールポジションからスタートしてレースを支配したルイス・ハミルトンは、オープニングラップで起きたロマン・グロージャン(ハース)について振り返り、F1とFIAが追及している安全性についての対策を称賛した。
「今日はF1が危険なスポーツであることを僕たちに全員に思い出させた」とルイス・ハミルトンはコメント。「ロマンの事故を見てショックを受けた。ヘイローがその仕事をしてくれことに本当に感謝しているし、現場にすぐに駆け付けたFIAのメディカルチームの功績を称えたい。ロマンがあのような事故で無事だったことは、安全を追求してF1とFIAが行ってきたことがどれだけ素晴らしい仕事であるかを本当に示している」レースに関しては、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)からのプレッシャーはあったものの、チームとして難なく対応できたと振り返る。「体力的に本当に厳しいレースだった。マックスはずっと僕のことをプッシュしていたし、今日の彼にはとてもスピードがあった。マシンのスライドに少し苦労していたけど、重要な場面ではマックスの速いラップに十分に対応できた」「マックスがピットインした後は、レースの最後がどのような展開になるか少し慎重になっていたけど、チームは戦略について一日を通して常に正しい判断をしてくれたことにとても感謝している。またこのような結果を得ることができるのは本当に特権だ」