メルセデスのルイス・ハミルトンは、ホンダの2019年型F1エンジンはライバルのメルセデスとフェラーリに対して10馬力以内まで迫っていると考えている。F1オーストラリアGPでのマックス・フェルスタッペンでの3位は、ホンダがF1ハイブリッド時代に復活してから初表彰台となり、フェラーリのセバスチャン・ベッテルをコース上でオーバーテイクして達成された。
「間違いなく、今年のレッドブルははるかに良いパワーユニットを持っている」とルイス・ハミルトンは語る。「ホンダのエンジンパフォーマンスは非常に近いところにいると思う。トップのマシンから10馬力以内にいると思う」「ストレートでのGPS速度を見れば、彼らは私たちと同じくらい速い。それは彼らにとって素晴らしいスタートであり、彼らが本当に戦いに加われるように信頼性が強いことを願っている」今週末のF1バーレーンGPではメルセデスにとってフェラーリとレッドブル・ホンダのどちらがメインのチャレンジャーになるかと質問されたルイス・ハミルトンは「今週末にはもっと接戦になるだろう」とコメント。「僕たちが三味線を弾いていたかとか何かをテストしていたと考えている人もいると思うけど、正直、開幕戦はあれよりもずっと接戦になると思っていた」「僕たちがリードするとは思っていなかった。少なくとも僕たちが得ていた情報では僕たちは遅れていた。だから、前回のレースで速かったことは嬉しい驚きだけど、ここではそれが完全に変わる可能性がある」「前回のレースでは、フェラーリはマシンが機能しなかった、もしくはタイヤが機能していなかったのかもしれない。たぶん、ここで機能するだろう。どのような展開になるか興奮しているよ」ルイス・ハミルトンは、メルセデスがW10をうまく進歩させているが、不確かなだったテストの状態の後にチームがオーストラリアで競争力のあるセットアップウインドウを見つられたのは“幸運”だったと認める。「僕たちはまだマシンについて学んでいるところだ。テストでも述べたように、最初かはあまり良くはなかった」とルイス・ハハミルトンはコメント。「でも、僕たちははるかにうまく機能するウインドウを見つけた。それに遭遇できたのは非常に幸運だった。テストでそれを発見できていなければ、開幕戦は違った結果になっていただろう」「全員が協力して本当に懸命に仕事をしてきた。クルマは良くなってはいるけど、完璧ではない。まだ取り組んでいる分野があります。でも、僕たちにとって前進させるための本当に素晴らしいプラットフォームだ」「我々は特にテストのポジティブな2日間からクルマの理解をはるかに深めている。もちろん、レース週末からもね。今、僕たちは本当にポジティブな方向に進んでいる」