レッドブル代表、ルイス・ハミルトンの戦術を擁護

レース後、ルイス・ハミルトンは問題のない範囲でドライブしたにすぎないと主張。だが、セバスチャン・ベッテルはハミルトンの戦術を“汚いやり方”だと非難し、メルセデスもペースアップの命令を無視したハミルトンを問題視している。メルセデスを率いるトト・ヴォルフの立場だったらどうしていたかと質問されたクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンの戦術を擁護する前に、F1ブラジルGP前にトト・ヴォルフがヨス・フェルスタッペンに電話をかけた一件を掘り返してからかった。 「トトがパドックのあらゆることをコントロールしたがっているのはわかっている。他チームのドライバーも含めてね！」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼の立場を考えると、2人に委ねるしかない。つまり、こういうバトルは2人の間で決着させるしかない。素晴らしいシーズンを過ごしてきたニコにおめでとうと言いたい。世界王者にふさわしいと思っている。ただ、タイトルがかかっている以上、今回のレースに別のアプローチを期待していたのなら甘い」 「彼らは世界選手権を争っている。ドライバーズ選手権をね。その権利を得た者はたったの2人だ。そして、その2人は同じマシンに乗っている。ルイスにとっては、今日は勝つだけでは足りなかったということだ」 また、クリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンがチャンピオンシップに勝つために合法的にやれることをすべてをやっただけだとも考えている。 「戦術的なレースを戦い、何も汚いことなどしていない。ルールに反することなど一切しなかった。彼のドライブを見てルイスを非難するのは不公平だ。彼は自分が求める結果を得るために与えられた唯一のチャンスを理解して週末に臨んだ。彼を批判するのはアンフェアだ」関連：メルセデス、ルイス・ハミルトンの命令無視を問題視…処分の可能性も