ルイス・ハミルトンは、3度のワールドチャンピオンであるアイルトン・セナが生きていれば、良い関係を築けていただろうと語った。アイルトン・セナが活躍する頃のF1を見て育ったルイス・ハミルトンは、1994年のサンマリノGPでアイドルだったアイルトン・セナが亡くなったことに相当のショックを受けたことを明かしている。
今週末のF1シンガポールGPで、ルイス・ハミルトンは161戦に出走して41勝を挙げたアイルトン・セナの記録に並ぶ可能性がある。アイルトン・セナとは特別な繋がりがあるように感じると語るルイス・ハミルトンは「アイルトンがもし続けることができていたら、もっとたくさんのレースに勝っていただろうし、チャンピオンシップの優勝も重ねたはずだ。だから、僕たち2人のバトンを僕が引き継いで、僕たち2人のために勝利を積んでいるような気がしている」とコメント。「もし彼が今でも生きていたら、きっと友達になれたはずだ」「今回のレースに勝てば彼に並ぶとか、そんなことを考えて今週末に臨むつもりはない。今週末でも、来週末でも、別の週末でも関係ない。最終的にはアイルトンの勝利数に並べるだろうからね」また、今季これまでの12戦で7勝を挙げているルイス・・ハミルトンは、今が全盛期だと感じているようだ。「レースを初めて22年。その間ずっと学んできたし、これが僕のベストシーズンだと思いたい」とルイス・ハミルトンはコメント。「去年は成長するために細かいステップを踏んだけど、自分の能力がベストな状態でドライブできているような気がする。それが僕の目標だしね。毎日、自分のポテンシャルを最大に発揮しながら生きていたい。常に完璧とはいかないけど、今のところは自分に必要なことをなんとかやり遂げてきたし、それには満足している」