ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、新加入のニコ・ヒュルケンベルグがシーズン序盤にこれほどのパフォーマンスを発揮するとは思っていなかったと語った。2020年と2021年の4レースでレーシングポイント/アストンマーティンのF1ドライバーの“スーパーサブ”として出場したヒュルケンベルグは、2019年以来のF1でのフルシーズンを楽しんでいる。
バーレーンGPとオーストラリアGPでは予選でチームメイトのケビン・マグヌッセンを上回るトップ10入りを果たし、オーストラリアGPでは7位に入賞してハースF1チームでの初ポイントを獲得した。バクーとマイアミで、Vf-23のタイヤデグラデーションの問題で少し成績を落としたヒュルケンベルグだが、シュタイナーは35歳のパフォーマンスレベルに満足している。「ニコはパートタイムドライバーとして3年を経て復帰し、本当に強くなって戻ってきた」とシュタイナーはF1 Nationのポッドキャストに語った。「強いとは予想していたが、あのようなフォームはもう少し後になると思っていたので、私自身とても驚いている。最初のうちは彼はとにかく強かった」シュタイナーは、このベテランF1ドライバーが夏の間もそのフォームを維持することを期待している。「もうピークに達しているのか、それともまだ続くのかはわからない」とシュタイナーは付け加えた。「もちろん、まだまだ続くのであればうれしい。だが、彼はいい仕事をしていると思う」ヒュルケンベルグは結果だけでなく、仕事に対する現実的なアプローチのおかげで、ハースF1チームに「良い雰囲気」をもたらしているという。「彼は今、チームに良い雰囲気をもたらしている」とシュタイナーは付け加えた。「みんな彼と仕事をするのが好きなんだ。彼は要求が多いが、常に良い意味でだ。彼はいつも、自分が何のために何かを要求しているのかを説明することができる」
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