ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、新たなタイトルスポンサーであるリッチエナジーの“レッドブルを倒す”との宣戦布告はまったく問題のないことだと語る。長い髭が特徴のウィリアム・ストーリーが率いる知名度の低いリッチエナジーが、F1とエナジードリンク業界の両方で成功を収めているレッドブルを“倒す”と宣言したことにF1業界は眉をひそめた。
リッチエナジーの挑発は続き、F1バルセロナテスト初日後にはTwitterで「我々のF1では初日はレッドブルよりも速かった」とTwitterに投稿している。だが、その大胆な宣戦布告にもギュンター・シュタイナーは「楽しめてもらえただろうか?」と Ekstra Bladet に余裕のコメント。「私はそれを見ていないが、広報担当のシュアートは情報を伝え続けてくれている」リッチエナジーのレッドブルへ向けたコメントについて“まったく問題ない”と続けた。同じくリッチエナジーのコメントについて質問されたドライバーのケビン・マグヌッセンは「ウィリアムズは、コース上だけでなく、エナジードリング業界でもレッドブルに挑戦するという大きな野望を抱いている」とコメント。「今年、レッドブルに挑戦するのは現実的ではないかもしれないけど、正しい目標だと思う尾。そのような野心を持つことはまったく悪いことだとは思わない」関連:F1バルセロナテスト 最終日 結果:ニコ・ヒュルケンベルグが最速タイム