ハースF1チームのロマン・グロージャンは、F1モナコGPの予選Q2でピエール・ガスリーにアタックを妨害されたが、ガスリーの過失ではなく、悪いのはレッドブルだと感じていると語る。ロマン・グロージャンは、アタック中にセクター1で低速で走行していたピエール・ガスリーにつっかえてしまったことでタイムを更新できず、13番手で予選を終えることになった。
予選後、スチュワードはピエール・ガスリーに3グリッド降格ペナルティを科したが、ロマン・グロージャンはドライバーの過失というよりもレッドブルのコミュニケーション不足にインシデントの責任があると考えていると述べた。「最終的にトラフィックによってQ3進出のチャンスを阻まれた」とロマン・グロージャンはコメント。「ピエールと衝突しそうだったのは明らかだけど、彼のせいではないと思っている。このミラーでは何も見えないし、僕たちは無線に頼っている。彼は無線でレッドブルから警告されていなかったんだと思う」「同じことがバーレーンでランド・ノリスにも起こった。もちろん、僕は不満だし、ピエールにペナルティが科せられて、彼のせいではなかったとしても、僕の予選は変わらない」「自分の場所からスタートするし、明日のためには良いことではない。モナコは予選が鍵だし、それほど多くのことは期待できない」ハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ロマン・グロージャンはラップを邪魔されることがなければ“楽に”Q3に進出できていたと考えている。「ロマンはガスリーに妨げられた。間違ったタイミング、間違った場所での間違った瞬間だった。それによって彼はQ3から弾き出されたが、あれがなければ、彼は楽にQ3に進めていただろう」「全体的にみて、今日は怒りよりも満足の方が大きい。ガスリーのペナルティによってケビンは明日5番手からスタートするし、我々はとにかくクリーンなレースをして、スペインでの合計ポイントを土台にして出来る限り多くのポイントを獲得する必要がある」関連:【動画】 ピエール・ガスリー、3グリッド降格ペナルティ / F1モナコGP
全文を読む