フォース・インディアは、F1ブラジルGP予選で、エイドリアン・スーティルが3番手、ヴィタントニオ・リウッツィは15番手だった。フォース・インディアが雨の中で再び強さをみせた。今週末ドライではパフォーマンスを発揮できずにいたフォース・インディア勢だったが、ウェットになった予選では優れたパフォーマンスを発揮。順調にQ3まで進んだエイドリアン・スーティルは、Q3の最後の最後で3番グリッドを獲得した。
一方、ヴィタントニオ・リウッツイは、コンディションが最も荒れていたQ2のスタートでクラッシュ。その後約一時間、セッションが中断したことを考えれば、不運な予選だった。エイドリアン・スーティル (3番手)「トップ3はいつだって素晴らしい気分だよ。このような難しいセッションのあとは特にね。金曜日にドライではそれほど良くなさそうだったので、本当に雨が降るのを願っていたけど、最終的にはちょっと多過ぎだったよ!セッションの間ずっと待たなければならなかったし、集中力を維持しなければならなかった。Q1は水が多かったので間違いなくエクストリームだたし、スピンしないように注意しなければならなかった。それからQ2までとても待たされた。Q2セッションではエクストリームで最速タイムをだしたけど、それらから良いラップを引き出せるのは1周だけだった。それはQ3でインターミディエイトを履く必要があるという明白なサインだった。僕たちは出ていくまでそれを残していて、最速ラップをスタートするのに余裕を持ってラインを横切った。3番手のために十分にうまくいったね。本当に満足しているし、上位に戻ってこれて気分がいいね。前の年の結果は素晴らしくはなかったけど好きなサーキットだ。明日良いレースができることを期待している。ベストを尽くすつもりだ」ヴィタントニオ・リウッツィ (15番手)「本当にがっかりしているし、Q3に進める自信がかなりあったし、うまくやっていたので予選が途中で終わってしまったことにフラストレーションを感じている。エイドリアンが今日示したように、僕たちには力があった。クルマはウェットコンディションでうまく反応していたし、僕たちはQ1で良いパフォーマンスを示していた。Q2がスタートしたとき、とても難しいコンディションだったし、出て行くのはリスキーだったけど、いったん青信号が付いたら、出て行ってベストを尽くさなければならない。もっと良い結果を出せたかもしれないので、チームに申し訳なく持っている。でも、その時点でなにもできなかったし、クルマが水溜りに捕まったときはどうすることもできなかった。それでも僕たちは明日良い状態にいると思うし、コンディションがこのままだったら、クルマのバランスは良いので、レースに対しては楽観的に考えている」F1ブラジルGP 予選結果:F1ブラジルGP 予選:ルーベンス・バリチェロがポールポジション