フォース・インディアは、現在のパッケージから最大限を引き出すことに集中しており、リソースの大部分を2017年F1マシンへと移行した。2017年から新しい規約が導入されることで勢力図は大きく変わるチャンスとなる。そのため、F1チームは2016年のチャンピオンシップ順位と賞金を最大化することと、2017年のマシン開発との間の予算を分るという難問に直面している。
フォース・インディアは、先月のスペインGPで大幅なアップグレードを導入。その後3戦でセルジオ・ペレスが2度の表彰台を獲得している。現在のフォース・インディアのプランは、そのパッケージをフルに利用することとなっており、2016年にさらなる開発が入る可能性は低い。すでにチームは2017年に向けている。「全員と同じように、切り替えはすでに始まっているが、このクルマにより多くの労力を費やしていくことはないと思う」とフォース・インディアの副チーム代表ボブ・ファーンリーはコメント。「現在のセットアップから引き出せることはたくさんある」リソースの大部分はすでに移行されているかと質問されたボブ・ファーンリーは「だいたいそうだ」とコメント。「来年は完全に新しいルールであり、我々の信じられないくらい優れたデザインチームにとって大きなチャンスだ」「来年、白紙からスタートするというそのチャンスを諦めたくないのは確かだ」それでも、フォース・インディアは、今年のチャンピオンシップでも“5位を確保する”という目標を変えていない」バクーで、セルジオ・ペレスが3位表彰台を獲得したことで、フォース・インディアは、6位のトロ・ロッソに27ポイント差の5位につけており、4位のウィリアムズから27ポント差となっている。「バクーの結果は助けになったし、トロ・ロッソがポイントを獲得できなかったことも助けになった」とボブ・ファーンリーはコメント。「我々はウィリアムズを追わなければならな」「トロ・ロッソは強いチームであり、我々はその感覚に正直でいなければならない」「5位は我々が必要としている位置だ」「ウィリアムズに勝ることができるならば、やってみるが、5位を確保できれば良いシーズンだ」
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