フォース・インディアは、F1アメリカGPを欠場する危機を回避したという。フォース・インディアは、27日(月)までにメルセデスにエンジンの支払いをしなければ、ケータハムとマルシャに次いでF1アメリカGPを欠場する可能性があると報じられていた。しかし、 Auto Motor und Sport は、フォース・インディアがメルセデスに最後のエンジン支払い分を納め、“首にかかっていた縄から脱した”と報じた。
すなわち、フォース・インディアは、コンストラクターズ選手権5位をかけてマクラーレンとのバトルを続けられるということだ。 5位のチームには賞金としてバーニー・エクレストンから6,200万ドル(約66億9,000万円)が与えられると同誌は報道。6位に与えられるのは5,900万ドル(約63億7,000万円)だという。ケータハムとマルシャの相次ぐ破産申請により、F1グリッドはほぼ20%縮小。さらに今季6基目のルノーエンジンを投入する予定のセバスチャン・ベッテルは、予選に参加しないと見られている。そのため、FIAは、F1アメリカGPとF1ブラジルGPに向けて予選のノックアウト方式を調整するかもしれない。Timesの記者ケビン・イーソンは「FIAが3セッションの予選を再調整する必要があると考えられている。ベッテル(レッドブル)を除く17台では、通常のノックアウトシークエンスを行うには不十分だ」と述べた。