フォース・インディアは、F1イタリアGP予選で、ジャンカルロ・フィジケラが12番手、エイドリアン・スーティルは20番手だった。今季の第一目標にQ2進出を掲げていたフォース・インディアが、遂にそれを成し遂げた。雨によりコンディションが変化する中、ホームグランプリとなるフィジケラがうまくラップをまとめ、チームに初めてのQ2進出をもたらした。フィジケラは、フェリペ・マッサとルイス・ハミルトンを上回る12番手を獲得した。
ジャンカルロ・フィジケラ (12番手)「もちろん、今年初めてQ2進出を特にここモンツァでチームに与えることができて本当に嬉しいよ。最初のセッションのスタートでのコンディションは悪かった。グリップを見つけるのが困難だったけど、それらは終盤には改善されて、ペースを見つけてプッシュすることができた。雨は強くなっていたので、僕たちはできるだけ早くQ2セッションをはじめた。本当に最適な条件だったよ。僕たちはQ3での最速ラップからそれほど離れていなかった。残念なことに、雨はさらに悪化して、改善することが不可能だった。レースを本当に楽しみにしているし、雨の予報でレースはとてもエキサイティングになると思う。ここで懸命にトライするつもりだし、難しくありそうだけど、少なくともポイントには挑戦したいね。」エイドリアン・スーティル (20番手)「雨でのバランスは良かったから、少し落ち込んでいる。最初のタイヤセットは本当によく働いて、とてもコンペティティブだったけど、そのあとタイヤを変えたら突然全てのグリップがなくなって、良い状況より1周当たりおよそコンマ6秒遅くなった。なにが悪かったか調べなければならないけど、それでも明日は取り戻すあらゆる可能性があると思っている。」