F1は、2019年のF1世界選手権に向けて“ファステストラップポイント”の導入を検討している。RaceFans.net の報道によると、木曜日にジュネーブで開催されるFIA世界モータースポーツ評議会でファステストラップを記録したドライバーにポイントを付与するという変更が承認される予定だという。
このレギュレーション変更がFIA世界モータースポッツ評議会で可決された場合、F1ストラテジーグループとF1コミッションでの電子投票での承認を経て、正式にレギュレーションが変更される。この新しい計画は、リバティメディアが実施したファンの調査と研究の結果であり、ショーを盛り上げるためのツールとして考えられている。ファステストラップを獲得したドライバーに1ポイントを付与するルールが導入されれば、後方でレースをしているドライバーであっても、レース終了間際にソフト側の新品タイヤに交換するためにピットインようなシナリオが誘発されるかもしれない。また、トップ10を争えないチームであっても“グローリーラン”を敢行する可能性もある。ファステストラップと同様にポールポジションを獲得したドライバーへのポイント付与も検討されたが、決勝ではなく、予選でチャンピオンシップが決してしまう潜在的な可能性があるため却下された。仮にこのレギュレーション変更が承認されなかった場合でも、来シーズンに向けて整理される可能性がある。
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