小林可夢偉が、フェラーリと契約し、2013年にAFコルセからWEC(世界耐久選手権)に参戦することが発表された。AFコルセ(AF Corse)は、元レーシングドライバーのアマト・フェラーリが1995年にチームマネージャーに転身して設立したフェラーリのGTカーを走らせるファクトリーチーム。“AF”はアマト・フェラーリのイニシャル、“コルセ”はイタリア語で“競争”を意味し、レーシングチームの意味で使われる。
AFコルセは、2004年からマセラティMC12でFIA-GTを戦い、2006年からはフェラーリF430でGT2クラスに参戦。2010年からはル・マン規定のレースに参戦し、2012年にはジャンカルロ・フィジケラ/ジャンマリア・ブルーニの元F1ドライバーコンビの51号車 フェラーリ458 が初年度のWECで2勝をマークし初代チャンピオンを獲得。ル・マン24時間ではトニ・バイランダーを加えてクラス優勝を成し遂げている。2013年、AFコルセは2台のフェラーリ458 GTEでWECにエントリー。小林可夢偉は、2台目のフェラーリ 458 GTEをドライブするとみられている。関連:小林可夢偉、フェラーリからWECへの参戦が決定
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