F1のパワーユニット開発における“トークン”システムが2017年から廃止されるようだ。2014年に新しいV6ターボ パワーユニットが導入されて以降、エンジンメーカーは“トークン”システムを介してパワーユニットの開発が許された。しかし、実際にはドライバーが新しいエレメントを使う際にしかエンジンメーカーはアップグレードを導入できない状況となっており、それに伴うグリッドペナルティも大きな混乱を生んだ。
トークンが廃止されることで、4つのエンジンメーカーは開発の制限がなくなることになる。エンジンメーカー4社は、2017年からカスタマーへの供給価格を値下げすることに合意。その際にトークンの廃止が譲歩の重要なひとつとなった。現在、エンジンメーカー4社にはワークスチームがあるため、自身のチームの競争力を上げるという観点でコストは正当化されている。今年、各メーカーにはまだ32枚のトークンがあるが、規約では2017年には25枚、2018年には20枚、現在のフォーミュラが終わる2019年には15枚まで減ることになっていた。「トークンシステムは廃止される」とルノーのシリル・アビテブールは述べた。「我々全員がそれに合意した理由のひとつは、全員が近づくためにはエンジンのパフォーマンスが必要だということだ」「F1がエンジンのパフォーマンスによって決められるのは全員にとって良いことではない」「メルセデスにとって良くないだけでなく、ルノー、フェラーリにとっても良いことではない。我々全員がそれを変えることに関心を持っている」「またペナルティシステム、トークンシステムで一般の方を混乱させることも止めることに決めた。我々はシンプルにトークンシステムを廃止することに決めた」すでに2016年には、上下のクランクケースなどのパーツが凍結される“ブラック&ホワイト”パーツシステムを廃止することで合意されている。関連:F1:パワーユニット開発の『トークン』とは?
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