2021年のF1世界選手権は大きく顔ぶれが変わり、昨年から4名が加わり、4名がチームを移籍した。2021年のF1ドライバー移籍市場は開幕前から大きな動きをみせた。フェラーリF1がセバスチャン・ベッテルの今シーズン限りの放出を決定。後任として2021年から現マクラーレンF1のカルロス・サインツを獲得したことを発表。それをきっかけに玉突き移籍が起こった。
マクラーレンF1のカルロス・サインツの抜けたシートにはルノーF1のダニエル・リカルドの移籍が決定。そして、2021年からアルピーヌF1へとブランドを変更したチームの空席には2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのF1復帰が決定した。新顔としては、角田裕毅(アルファタウリ)、ミック・シューマッハ(ハース)、ニキータ・マゼピン(ハース)の3名がFIA-F2からステップアップしてF1デビューを果たす。2021年のF1グリッド最年長はキミ・ライコネン(アルファロメオ、41歳)。最年少は角田裕毅(アルファタウリ、20歳)。その差は実に21歳。角田裕毅は2000年代生まれとしては最初のF1ドライバーとなる。チーム内で年齢差が最も大きいのはアルピーヌの35歳。ハースF1は両方のドライバーが21歳で、平均年齢が最も若いチームとなる。年代別では年代別では40台が1名、30代が6名、20代が13名となる。F1ドライバー 年齢・誕生日 (2021年) ドライバーチーム年齢誕生日 キミ・ライコネンアルファロメオ41歳1979年10月17日 フェルナンド・アロンソアルピーヌ39歳1981年7月29日 ルイス・ハミルトンメルセデス36歳1985年1月7日 セバスチャン・ベッテルアストンマーティン33歳1987年7月3日 ダニエル・リカルドマクラーレン31歳1989年7月1日 バルテリ・ボッタスメルセデス31歳1989年8月28日 セルジオ・ペレスレッドブル31歳1990年1月26日 ニキータ・マゼピンハース21歳1999年3月2日 アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ27歳1993年12月14日 カルロス・サインツフェラーリ26歳 1994年9月1日 ニコラス・ラティフィウィリアムズ25歳1995年6月29日 ピエール・ガスリーアルファタウリ25歳1996年2月27日 エステバン・オコンアルピーヌ24歳1996年9月17日 マックス・フェルスタッペンレッドブル23歳1997年9月30日 シャルル・ルクレールフェラーリ23歳1997年10月20日 ジョージ・ラッセルウィリアムズ22歳 1998年2月15日 ランス・ストロールアストンマーティン22歳1998年10月29日 ミック・シューマッハハース21歳1999年3月22日 ランド・ノリスマクラーレン21歳1999年11月13日 角田裕毅アルファタウリ20歳2000年5月11日
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