2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。F1バーレーンGPは、オープニングラップでの大クラッシュでロマン・グロージャンが無事だったことが最も重要だった。リスタート時にはランス・ストロールがマシンが横転するクラッシュを喫し、残り3周では3位を走行しているセルジオ・ペレスがマシンから出火してリタイアするなど、3回のセーフティカーが入る大波乱のレースとなった。
11位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)「11位で終えるというのはとてもフラストレーションが溜まる。オープニングラップでは、ロマンの動きに最初は少し怒りを感じたが、炎が上がり、クラッシュのひどさを目の当たりにして、とても心配になったし、無事を願っていた。幸いなことに深刻な状態にならなくてよかった。その後、2度目のレーススタートでは、ストロールとのインシデントが起こった。僕は彼の内側にいたのに、彼はまるで僕がいないかのようにターンインしてきたと感じた。自分のマシンを完全に縁石の内側に入れたけど、あれ以上できることはなかった。したがって、この僕へのペナルティーというスチュワードの見解には同意できない。この裁定で僕のレースは台無しになってしまったので、残念だ。憤りを感じるが、残念ながら結果は覆らない」12位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「今週末に僕たちが成し遂げた仕事に満足している。最初のスタートで順位を落としてしまったけど、リスタートで18番手から12番手まで上げることができたし、レースではジョビナッツィ、マグヌッセンをオーバーテイクして、クビアトとバトルをしながら、ベッテルを抑えることができた。満足できる仕事ができたと思うし、今週末はすべてを出し切ったと言えると思う。ポイントは獲得できなかったけど、今日はこれが僕たちにできる最大限だった。ロマンが今日のクラッシュで助かったことは信じられないことだ。とにかく彼が無事dえうれしいし、僕たちにヘイローがあることに本当に感謝している。近年、FIAとF1が安全のためにやってきた多くの仕事を誇りに思う」13位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「今日無線で伝えられた唯一の良いニュースは、ロマンが無事なことを確認できたことだけかもしれない。ピットレーンでストップして、マシンから飛び降りたとき、映像が目に入った。彼がマシンから降りることができたのは信じられないことだ。あまり映像を見ようとしなかったことを認めなければならない。レースについて話をすれば、第1スティントがとても悪かった。ペースがなかったし、かなりの順位を失った。レースが進むにつれて状況は改善したし、フリーエアではそこまで悪くなかったけど、全体的には間違いなく難しいレースだった」14位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「最初のスタートはとてもトリッキーだったけど、2回目のスタートははるかに良いスタートを切って少し順位を上げることができた。でも、次のラップでポジションを争っているときにミスジャッジをしてしまった。それでも、レースにはかなり満足している。タイヤデグラデーションを管理することが大きな要因だったし、僕たちは良い仕事ができたと思う。僕たちには素晴らしい戦略があったし、そのおかげでハースとアルファの前にいるという目標を達成することができた。当然、常にもっと良い結果を望むものだし、簡単ではないレースでもっとうまくやれた部分はあったかもしれないけど、結果にはかなり満足している。ロマンは迅速に回復することを願っている。あのような事故は見たいないものだ。モータースポーツには常にリスクが伴うことを示している」15位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「みんなと同じようにロマンが無事でうれしい。最近、誰もあのようなクラッシュを見ることに慣れていないので、彼が難を逃れたことを確認できたのは重要なことだ。でも、一旦レースが再開されて、マシンに乗れば、それに集中するだけだ。悲しいことに、僕のレースは両方のスタートのダメージを負って早い段階で妥協を強いられた。1回目のスタートではフロアをヒットして、2回目のスタートではフロントウイングとフロアの右側をヒットして、多くのパフォーマンスが失われた。マシンはピットストップ後の最初の数周は速かったけど、ダメージによってすぐにペースが落ちてしまった。グリッドに向かう途中にマシンの感触はかなり良かったので、そのポテンシャルを十分に発揮させることができなかったのは残念だ」16位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「ロマンが大クラッシュで無事だったのを見て本当に安心した。彼がマシンから降りてくるのを見れたのが今夜の最高のことだ。彼の怪我がそれほど深刻ではなく、すぐに戻ってこれることを願っている。レースに関しては、素晴らしいスタートを切って、赤旗までに多くの順位を上げていた。11番手だったけど、リスタートで14番手に戻されてしまった。2回目のスタートはそれほど良くなかったけど、その後、リズムを掴んでいった。僕たちのペースはかなり良かったけど、レースのために選択したことが思ったほどうまく成果を挙げなかったと感じている。硬い方のタイヤでステイアウトすることを選択して、最後のセーフティカーが出たときに1回だけストップしたけど、結局はうまくいかなkった。焦点を来週に移すときだし、もっとうまくやれることを期待している」17位:ケビン・マグヌッセン(ハース)「まずはロマンがクラッシュから難を逃れるのを見ることができて本当にうれしく思っている。信じられないようなクラッシュだった。彼が生きているのを見るのは、率直にいって奇跡だ。ヘイローが導入されて、彼のマシンに搭載されていたことをとてもうれしく思う。ヘイローがなければ、非常に違っていたと思う。実際、今日はそれがすべてだ。まだロマンがいることを本当にうれしく思う」DNF:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)「自分とチームの両方にとって今日の結果を受け入れるのは本当に難しいけど、大枠で見れば、スタートでのロマンのクラッシュを考えればどうでもいいことだ。僕にとっては表彰台やトロフィーが1つ増えるかどうかだけど、ロマンがまだ僕たちと一緒にいて無事だということが何よりも重要だ。彼の無事を祈っている。あのような事故を見た後でマシンに乗り込むのは確かに難しかったけど、集中してレースに準備しなければならない。僕たちは完璧なレースをしていたと思うし、表彰台は間違いなく僕たちのものだっ...
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