2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPの決勝レースが3月17日(日)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われた。優勝はメルセデスのバルテリ・ボッタス。スタートでトップに立ったボッタスは事実上トップを譲ることなくレースを支配。ファクテストラップも記録して最大ポイントを手にした。2位にもルイス・ハミルトンが続き、メルセデスは1-2フィニッシュの好発進を決めた。
3位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。コース上でフェラーリのセバスチャン・ベッテルを抜き去り、ホンダに11年ぶりとなる表彰台をもたらした。優勝:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「本当にいい気分だ。このようなレースはこれまでなかった! これ以上のシーズンスタートは望めない。チームのために最大限のポイントを獲得できたのはパーフェクトなリザルトだし、これ以上うれしいことはない。僕個人にとっても重要な結果だ。レースの内容には本当に満足している。このようなことはただ起きるものではない。チームも僕もこのためにハードワークを積んできたし、今日はそのハードワークが報われたと思う。鍵はスタートだった。ルイスは少しホイールスピンしたのかもしれないし、それでリードすることができた。レースペースは本当に強力だったし、引き離してギャップを築くことができた。最終的にファステストラップも取れた。今シーズンは追加で1ポイント獲得できるし、狙っていた。使い古したタイヤでは少しリスキーだったけど、すべてをコントロールはできていた。今日はとても満足している。でもまだ初戦だし、あと20戦ある」 2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「チームにとって素晴らしい週末だ。最大限のポイントを獲得してメルボルンを離れることができる。今日のバルテリは見事な仕事をした。おめでとう。今日のレースは単純だった。スタートでポジションを失い、1コーナーで僕のレースほぼ終わりだった。それ以降はただクルマを持ち帰り、ポイントを獲得するためのレースだった。フェラーリのピットストップをカバーするために早くにピットに入ったので第2スティントが長くなったし、レースの最後にタイヤを残しておくためにものかなり慎重にドライブした。今日の18ポイントをバックに詰めて、仕事を続けて、次のレースには充電して戻ってくる。チームにとって本当に素晴らしい週末だったし、みんなのために本当に満足している。今日の僕たちは素晴らしいパフォーマンスを見せたし、この調子を維持しなければならない。僕たちには長いシーズンが待っている」 3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「表彰台に上れてとてもうれしいし、チームとホンダにとってもよかったと思う。僕たちがホンダと一緒に働き始めてから、すべてが素晴らしく、本当にこの関係を楽しめているし、3位という結果でそれが報われた。終盤にルイス(ハミルトン)にチャレンジできたことも、セブ(ベッテル)をオーバーテイクしたのも、メルボルンでは難しいと思っていたので、とてもポジティブな成果だ。僕たちはタイヤの持ちで少しアドバンテージがあったけど、オーバーテイクに至らずともルイスにプレッシャーをかけ続けられたことには満足している。マシンは本当によかったし、ストレートでのスピードもあったので、これが残りのシーズンに向けていい兆候になればと思う。今日の表彰台は、ホンダにとって2008年以来だと聞いた。ホンダのみんなのために、こうした成果が出せて、本当にうれしい」4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「週末全体でクルマには満足できていなかったけど、今日はさらに苦しんだ。レースで僕があそこまで遅かったのは、クルマがピットストップで履いたミディアムタイヤで十分なグリップを見い出せなかった部分が大きい。僕たちはチームとして4位と5位でまずまずのポイントを獲得することができたけど、これはほんの数週間前に僕らが目指していた結果ではない。今後数日でデータを詳しく分析して、すぐにやってくる次のレースに準備する必要がある。ここで収集した情報を全て見直せば理解深められると確信している。でも、今日はこの結果が僕らにできるベストだった」5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「マックスを抜いて、メルセデスと戦っていたセバスタンに並ぶことができたという点では良いスタートだった。それによって最初のS字の出口で芝生にホイールがを芝に落とさるを得なくなってしまい、マックスに抜き返されてしまった。初めはクルマはドライブが容易ではなかったし、最初のコーナーで小さなミスをして、何秒かタイムを失った。ピットストップでハードタイヤに交換した以降はクルマが本当に良くなったし、プッシュできるようになった。終盤はセバスチャンに近づいたけど、チームはポジションをキープすることを決めた。トップ3は今日の僕たちの手の届くところにはなかった。まずまずのポイントを持ち帰ることはできたけど、これからエンジニアたちと仕事をして、どうして想定したほどの強さがなかったのかを理解しなければならない」6位:ケビン・マグヌッセン(ハース)「今日についてはとても満足しているし、良い結果だと思う。もちろん、2台ともフィニッシュできなかったことっはチームは残念だ。ロマン(グロージャン)も良いポジションにいられたはずだ。特に僕たち2人は昨日の予選であんなに良かったし、彼が何も得られなかったことにはがっかりしている。自分の6位っはとても良い結果し、満足している。良いスタートが切れたし、そこからのクルマは本当に良かった。レース全体でプッシュして、タイヤをケアすることができた。このように1年をスタートできて本当に嬉しい」7位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)「堅実にポイントを獲得できたし、シーズンの良いスタートになった。トリッキーなレースだった。特に最後の10周はね。プレッシャーを受けていたし、7位を守るために本当に戦わなければならなかった。やり遂げられたことに満足している。スタートと最初のラップが僕たちのレースを決めた。ここではトラックポジションを確保するのがとても重要だし、そこからはクルマとタイヤのマネジメントがすべてだ。今日の結果には満足できるし、ポジティブな結果だけど、僕たちには多くの作業が必要なこともわかった。深く掘り下げて、パフォーマンスを見い出し続けていく必要がある。特にマシンバランスは改善しなければならない」8位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「僕たちのクルマ...
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