FIAが若手ドライバーテストでレースドライバーが実施できるプログラムを明確化したこと受け、キミ・ライコネン(ロータス)、マーク・ウェバー(レッドブル)のテスト参加が見送られることになった。ロータスは、金曜日に走行を予定していたキミ・ライコネンの参加を取りやめ、初日の作業を担当するニコラ・プロストを金曜日に再び走らせる。
ロータスのトラックサイドオペレーションディレクターを務めるアラン・パーメインは「レースドライバーがここで許容されるテスト内容が明らかになったが、我々がキミとやれるプログラムは非常に限られている」と説明。「彼を走らせれば、我々がここでマシンで行いたかった他の開発作業に影響が出る。ニコラを再び走らせることで、ピレリのタイヤテストを実施つつ、すでに始まっている作業をさらに進め、ブダペストに向けてE21の開発にためにベストな位置に立てると期待している」レッドブルも木曜日の午後に予定していたマーク・ウェバーの走行をキャンセル。初日の午後に走行を予定していたダニエル・リカルドをそこで走らせ、初日はアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが丸一日テストを担当することになった。