ジェンソン・バトンのマネジャーを務めるリチャード・ゴッダードは、ジェンソン・バトンがマクラーレンのシートを失った場合、2015年はル・マンのスポーツカーシリーズに転向する可能性があるとし、ポルシェと話し合いをしていることを認めた。2014年シーズンも残り3レースとなったが、マクラーレンは、まだ来季のドライバーラインアップを公表していない。マクラーレンは、フェラーリ離脱が濃厚とされるフェルナンド・アロンソと交渉していると報じられている。
リチャード・ゴッダードは「マクラーレンは、自分たちがどうするつもりなのかわかっていないし、ラインなップがどうなるかも知らない」と Daily Mail にコメント。「ジェンソンは、非常に競争力のあるレーシングドライバーであり、レースをしたがっている。F1の後方グリッドに座るには優秀すぎる。F1で競争力のあるマシンに乗るか、別のところでそれを見つけるかだ」 同紙によると、ジェンソン・バトンはすでにポルシェと話し合いを行っているという。ル・マン24時間レースを含む世界耐久選手権でポルシェを駆るドライバーには、かつてジェンソン・バトンと共にF1を戦ったマーク・ウェバーがいる。 「世界耐久選手権は勢力を増している素晴らしいシリーズであり、そこで戦うマークは多くを加えている」とリチャード・ゴッダードは述べた。現在、現役F1ドライバーの中で最も経験豊富なジェンソン・バトンは263戦に出走し、15勝を記録している。