元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、新型コロナウイルスのパンデミックによって計画が狂うことがなければ、今年、アロー・マクラーレンSPからインディカーに参戦する予定だったと語る。当時は未確認の噂だったが、ジェンソン・バトンは2020年シーズンの前半にマクラーレンのインディカーチームでテストを実施すると噂されていた。
ジェンソン・バトンは、コロナ禍がなければ、今年のインディカーでロードコースとストリートコースでのレースで走っていたとその噂を認め、シーズン中のテストがキャンセルされたことで、そのチャンスはなくなったと明かした。「来年(2021年)にインディカーでレースをする可能性がああったが、新型コロナウイルスのせいで実現しなかった」とジェンソン・バトンは Motorsport News に語った。「最初のテストは新型コロナウイルスによってキャンセルされてできなかった。2回目のテストは2つのオーストリアGPの間だった」 「それを逃すことになったのは残念だ。僕はオーバールではなくロードサーキットで走ることを目的としていたからね。オーバルでは走らず、すべてのロードコースで走る予定だったけど、それは実現しなかった」「コロナ禍がなければ、おそらく実現していただろう。でも、多くの人が同じことを言う可能性があると思う」NASCARで7度優勝したジミー・ジョンソンも4月にバーバー・モータースポーツ・パークでチームとテストする予定だったが、そのテストはキャンセルされた。代わりに、ジョンソンは7月にチップ・ガナッシ・レーシングのテストを行い、2021年にロードコースとストリートコースで走る契約にサインした。チップ・ガナッシのように、アロー・マクラーレンSPも“ドライバー開発テスト”でジェンソン・バトンを走らせる可能性はある。アロー・マクラーレンSPの広報担当は、ジェンソン・バトンを2021年後半に走らせる機会が発生するかどうかを言うのは時期尚早だと The Race に語った。今年、パトリシオ・オワードとフェリックス・ローゼンクヴィストを起用するアロー・マクラーレンSPは、インディ500でファン・パブロ・モントーヤを3台目のマシンに乗せる。
全文を読む