ジェンソン・バトンは、マクラーレンで自分を中心としたチーム作りを始めていることを認めた。ブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得したジェンソン・バトンが2010年にマクラーレンに移籍した際、多くの人がルイス・ハミルトンの“ライオンの巣”に飛び込むようなものだと揶揄した。だが、それから3シーズンが経ち、ルイス・ハミルトンとマクラーレンの関係は崩壊。
ジェンソン・バトンは、2013年の賭けるドライバーは、新加入のセルジオ・ペレスではなく、自分だと主張した。「F1には利口な人がたくさんいる。外からはほとんど見えないかもしれないけどね」とジェンソン・バトンは Lance にコメント。「でも、非常に競争の激しい環境だ。フェルナンド(アロンソ)はそのような人のひとりだね」「彼が(フェラーリ)で自分の周りにチームを作り上げたのは賢明なことだし、全員がそのために努力している」「僕も以前のチーム(ホンダ、ブラウンGP)でそれをやってきたし、ここ(マクラーレン)でもそうなりつつある」マクラーレンで育ったルイス・ハミルトンが抜けることはその重要な一歩かと質問されたジェンソン・バトンは「ノーコメント」と述べた。だが、ジェンソン・バトンは「それは僕の前から1人いなくなるということだ」と認める。「今年、レースペースはいいけど、土曜日は良くて2番手ということが多かった」「来年は1番になれる。レースペースは僕の強みだし、その点では誰よりも優れていると思っている。僕にとって予選の方が難しい」「思い通りに機能するクルマがあれば、ポールを獲得できると思っているけど、クルマがちょっと難しいときはルイスの後ろになってしまう」フェラーリでのフェルナンド・アロンソの立場を羨むジェンソン・バトンは、一時期フェラーリへの移籍が噂されていた。ジェンソン・バトンは、フェラーリでアロンソのチームメイトになるのは難しいことだと思うと述べた。「とても歓迎されるとは思うけど、フェルナンドがやってきたら、エンジニアとイタリア後で話し始めそうだよね」とジェンソン・バトンは述べた。