ブリヂストンは、2010年F1の開幕戦バーレーンGPから第3戦マレーシアGPまでのタイヤ配分を発表した。変更があったのは第2戦オーストラリアGP。昨年ブリヂストンは、スーパーソフト&ミディアムの組み合わせをメルボルンに持ち込んだが、レース終盤にスーパーソフトのパフォーマンスが急激に低下した。そのため、今年ブリヂストンはソフト&ハードの組み合わせを持ち込むことに決定した。
浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)「2010年は、昨年までレースの流れを決定付ける重要な要因となっていたピットストップ時の給油が禁止になるため、タイヤ戦略が非常に重要になるでしょう。今シーズンは、F1マシンが重くなり、スティント距離が伸びる可能性が高いため、4種類のドライコンパウンドすべてに変更を実施しました。またウォームアップ時間を短縮できるような変更も実施しました。オーストラリアには昨年よりも硬めのタイヤを用意する予定ですが、バーレーンとマレーシアのコンパウンドアロケーションについては2009年と同じ組み合わせになります。今年は特に各レースで使用できるソフト側のドライタイヤセット数が昨年よりも少なくなるため、チームにとってタイヤの使い方が大きな課題になるでしょう。私たちは、タイヤに緑色のマーキングを入れることでFIAの『MAKE CARS GREEN』キャンペーンへの継続的な支援を表明できることをうれしく思っています。エキサイティングなシーズン開幕戦となるバーレーンGPを楽しみにしています」2010年 F1 タイヤコンパウンド開幕戦 バーレーンGP スーパーソフト&ミディアム第2戦 オーストラリアGP ソフト&ハード第3戦 マレーシアGP スーパーソフト&ミディアム
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