ルーベンス・バリチェロは、バルセロナテスト3日目でトップタイムを記録。いまだノーポイントのホンダだが、ホンダ RA108は着実に進歩している。テストを振り返り、バリチェロがスペインGPへの抱負を語った。今回は2009年に導入が予定されている、ブリヂストンのスリックタイヤもテストした。ここの温暖なコンディションでは、タイヤの温まりに関して、タイヤウォーマーを使わなくても特に問題はなかった。久しぶりにスリックでレーシングカーを走らせたが、やっぱりいいものだ。来季はタイヤウォーマーを使わず、ダウンフォースも大幅...
それより、今回初めて試した新しい空力パッケージの性能には、大いに勇気づけられた。風が強く、正確な評価はむずかしかった。しかし確実な進化が、感じられた。走行距離もかなりこなしたし、多くのテストメニューを消化できた。特に木曜日は、140周も走った。次週のスペインGPに向けて、いい手応えを得ることができた。今度こそ、入賞圏内でフィニッシュしたい。