ルーベンス・バリチェロは、2014年に導入される新しいV6エンジンのパワーとサウンドを経験することはないだろうと認めた。1993年のF1デビュー以降、F1歴代最多出場記録を更新しているルーベンス・バリチェロは、ウィリアムズとの契約を2012年と2013年まで延長することを望んでいる。
2014年のF1は、自然吸気V8エンジンからV6ターボエンジンへと変更になり、ピットレーンでは電気モーターでの走行が義務付けられる予定となっている。休暇を過ごすサンパウロでエンジン形式の変更について質問されたルーベンス・バリチェロは「非常に大きな内部論争だよね。4気筒になりそうだったけど、今はV6だ。僕たちもどうなるかわからない」2014年中頃に、ルーベンス・バリチェロは42歳を迎える。ちなみに現在、現役で最年長ドライバーは、元フェラーリでチームメイトだったミハエル・シューマッハとなっている。V6エンジンについてルーベンス・バリチェロは「今から3年後のことだよね。その時はF1ではなく、ディズニーランドでハンバーガーを食べて、ジェットコースターに乗っていると思うよ」と笑いながら述べた。そうは言いつつ、ルーベンス・バリチェロは2012年もウィリアムズに残留することを望んでいる。「F1では常にサプライズがある。決して保証はないものだ」「見た感じ、シートがほぼ確定しているのはトップチームだけだ。中団グループのチームには他の要因が関わってくるし、シーズンが終わるまで何が起こるかわからない」