アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、2026年に予定される将来のエンジンサプライヤーの交換に向けて、チームがメルセデスとホンダの間で「バランス調整」を行っていることを認めた。アストンマーティンF1は、2021年にグリッドに復帰して以来、メルセデスのカスタマーであり、それ以前のフォース・インディア/レーシング・ポイントでもメルセデスのF1エンジンを使用していたが、ホンダのワークスチームとなるため、2026年には縁を切ることになる。
この動きは、2022年のコンストラクターズで7位フィニッシュから2023年には表彰台の常連となったチームの大きな前進であり、上昇軌道の継続を意味する。しかし、切り替えまでにはまだ2シーズン半以上あるため、マイク・クラックはホンダだけでなく、現在のサプライヤーであるメルセデスAMGハイパフォーマンスパワートレインの両方に敬意を示さなければならないと認識した。「確かにバランスを取る行為だ」とマイク・クラックはChannel 4に語った。「しかし、最も重要なのは、自分たちが持っているものを尊重することだと思う」「我々が長年にわたって受けてきたサービスを尊重しているし、彼らは非常にプロフェッショナルだ」「本当に素晴らしい例をひとつ挙げよう。昨日、エンジンパートナーからの報告書を見たとき、我々のクルマが例として使われていた。それは我々のチームワークのレベルを示しており、これを25年まで維持できることを本当に願っている」メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、アストンマーティンがカスタマーを離れることにそれほど動揺しておらず、それはメルセデスエンジンのパワーマンスが悪いせいではないと認識した。「彼らがメルセデスのカスタマー状況からホンダに切り替えることは、パワーユニットとは何の関係もないと思う」とトト・ヴォルフは語った。「パワーユニットの点では我々は競争力があると思うが、彼らは常に自分たちを解放して真のワークスチームになることを望んでおり、それを彼らはやっている」「彼らは独自のパワーユニット供給契約を結んでおり、独自の燃料供給業者を擁しており、今後数か月以内に稼動する大規模なファクタリーを建設中だ」「ローレンス(・ストロール)の目標は決して小さいものではない。競争力を発揮してチャンピオンシップに勝ちたいなら、それが必要な一歩だと思う」
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