GM/キャデラックF1チームは2026年にグリッドに登場予定だが、パワーユニットが必要だ。マリオ・アンドレッティは、2026年からのパワーユニット供給に関してフェラーリとの契約を模索していることを認め、ホンダなど他のメーカーは検討外だと語った。11月25日(月)、F1はGMと11番目のチームのF1グリッドへの参加契約に合意したことを発表。当初はアンドレッティ率いる参戦は拒否されていた。
F1がGMが2028年からパワーユニット製造業者として参入するかどうかを再検討すると示唆したことを受けて、マイケル・アンドレッティはチームから退き、ダン・タウリスが指揮を執ることになった。キャデラックのバッジを付ける予定の新チームは、GMのオプションが利用可能になるまで2026年からルノーのF1パワーユニットを使用する予定だったが、ルンーの撤退により、それはもはや選択肢ではなくなった。 これは、新チームが他を探すことを余儀なくされることを意味するが、ザウバーF1チームがアウディになった後に顧客供給が空くことになるフェラーリが最善の選択肢であると判断される。GM/キャデラックのF1プロジェクトのアドバイザーを務める1978年の世界チャンピオン、マリオ・アンドレッティは、フェラーリとの契約がこの新しいプロジェクトにとって好ましい選択肢であることを認めた。フェラーリのカスタマー供給が目標かとの質問されたアンドレッティは「それが我々が話していることだ。まだ確定していないが、それが目的だ。そしてそれが望ましいことだ」とNBCニュースに語った。「フェラーリと私の歴史、そしてフェラーリ氏との関係、そのすべてが非常に大きな役割を果たしている」「ここには理にかなった要素がたくさんある。あらゆる面で最善のものとなるだろう」このプロジェクトに他のサプライヤーも考慮されているかとの質問に対し、アンドレッティは「いいえ」と答え、フェラーリとの提携が「目標」だと述べた。フェラーリとの契約が合意できない場合、F1規則には、顧客数が最も少ないパワーユニットサプライヤーがチームに供給する契約に合意しなければならないという仕組みがあり、つまりキャデラックがエンジンを持つことになる。これは、ザウバーにのみ供給するアウディなどの新規参入者には当てはまらないため、ホンダが次善の選択肢となる。
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