レッドブルF1の育成ドライバーであるリアム・ローソンが、12月のヤングドライバーテストにむけてアルファタウリ・ホンダF1でシート合わせを実施した。レッドブルのドライバーアカデミーは、F1で元も成功したプログラムのひとつであり、現在の4人のドライバーのうち、3人が内部から昇格している。
レッドブルは12月初旬にヤス・マリーナ・サーキットで開催されるヤングドライアーテストで2人のジュニアドライバーを走らせる。レッドブル・レーシングはユーリ・ヴィップスを起用、スクーデリア・アルファタウリはリアム・ローソンを走らせる。ヴィップスは昨年もヤングドライバーテストに参加しているが、ローソンにとっては初の公式セッションとなる。アルファタウリ・ホンダF1は、リアム・ローソンがファクトリーでシート合わせを実施したことを報告。「初めてのF1シート合わせは決して忘れられないものだ」と笑顔でシート合わせをしているローソンの写真にキャプションを添えた。今年、DTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦したリアム・ローソンは、ランキング2位に18ポイントのリードを築いて最終戦に臨んだが、両方のレースでケルビン・ファン・デル・リンデに衝突されて、わずか3ポイント差でタイトルを逃した。2022年にリアム・ローソンは、FIA-F2にフル参戦し、F1昇格のチャンスを待つことになる。