アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス担当チーフエンジニアを務めるクラウディオ・パレストリが、2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPの決勝レースを振り返った。アルファタウリ・ホンダの両ドライバーにとっては対照的な週末となった。ピエール・ガスリーはすべてのタイヤで好パフォーマンスを発揮し、素晴らしいオーバーテイクをみせて5位入賞を果たした。
一方、ダニール・クビアトはスタートで順位を落としてからは浮上することができず、完走中最下位となる19位でレースを終えた。「このトラックが初めてであるという不確実性はあったものの、今日は良いレースができた」とクラウディオ・パレストリはコメント。「オープニングラップでは小雨が降ったことでグリップレベルが低く、ダニールはいくつか順位を失った。リカバーするためにベストを尽くしたが、彼は19位でフィニッシュした」「反対側のガレージではピエールが異なるすべてのコンパウンドで非常に良いペースを示し、いくつか素晴らしいオーバーテイクを行い、6位でフィニッシュした」「我々はチームとして良い仕事をしたと思うし、タイヤ、燃料、ブレーキのマネジメントに関して難しいレースで可能な限り最高のパフォーマンスを発揮できるようマシンを最適化できた」「これから我々はイモラに向かう。そこでも勢いを維持して、再びポイントを争えることを期待している」