2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、F1から引退したものの、これまで以上に忙しい日を過ごしており、ちょっとした息抜きのためにF1パドックを訪れるかもしれないと語る。先週末に2019年のデイトナ24時間レースを制したフェルナンド・アロンソは、今年5月に再びインディ500に挑戦して世界3大レースでの“3冠”を目指す。また、今年後半には将来の参戦が噂されるトヨタのダカール・ラリー車両をテストするとも報じられている。
一部報道では、フェルナンド・アロンソがF1引退を決めたのはマクラーレンよりも競争力のあるF1シートを獲得できなかったからではないかとも言われているが、アロンソは別のチャレンジが必要だったと語る。「今年の方が12ヶ月前よりもやることが多い」とフェルナンド・アロンソはコメント。「もちろん、シーズンが開幕すればすぐにF1の人たちは精神的に疲れてくるだろう。でも、僕は今月は1ヶ月丸々休んでいないし、2月には再びトヨタとの(WEC)テストがある」「インディのプログラムも始まるので、6月まではかなり忙しい」マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソが除くのであれば、マクラーレンのF1チームに関与してほしいと考えている。「彼の影響はポジティブだし、彼はとても歓迎してくれると思う。彼は私にとって、そして、エンジニアやドライバーにとっても有益だ」とザク・ブラウンはコメント。しかし、フェルナド・アロンソは「こんなに忙しいスケジュールになるとは思ってもいなかった」とコメント。「みんなが、F1のない生活はどんな感じかと聞いてくるけど、『たぶん、ちょっと息抜きをするめにF1バドックに戻るかもしれない』というのが僕の答えだね」