マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、オープニングラップでダメージを負ったF1アゼルバイジャンGPでの7位入賞は“粘り強さとプライドの結果”だと胸を張る。13番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、1周目にセルゲイ・シロトキンとニコ・ヒュルケンベルグの接触事故に巻き込まれ、ターン2の右側の前後両輪がパンク。フロアを引きずりながらもなんとかピットに帰還。
ピットウォールのウォールに接触しそうになりながらも、なんとかピットまでマシンをコントロールしたフェルナンド・アロンソは、新品タイヤと新しいノーズで最後尾から挽回を見せ、波乱のレースを7位で走り終えた。「マシンダメージの画像を見た。ようやく確信したっよ。あれは再現不可能なレースだった」とフェルナンド・アロンソはinstagramに投稿。フェルナンド・アロンソは、あのラップを走りきれるドライバーは自分だけだろうと強調する。「また7位だったけど、これは粘り強さとプライドの結果だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「そもそも、ピットレーンにたどり着けるドライバーは他にはいないだろう。たぶん他の人ならマシンを止めているだろうし、ピットレーンにたどり着いたとしてもリタイアしていたはずだ」「でも、僕たちはマシンを止めることも、リタイアすることもなく、長いレースでずっとウォールに近づきながらハースにプッシュして戦い抜いた。人生で一番のレースだったと思っている」「奇跡のおかげでピットレーンにたどり着いた。タイヤは2本ともなくなっているし、フロアにダメージを負い、フロントウイングも損傷して、ありとあらゆるものがダメージを負っていた」「みんながタイヤを交換してくれたけど、クルマは酷いダメージを負っていると言われたので、完走するのは無理だと思ったし、走れたとしてもかなり遅いだろと思っていた」「でも、オーバーテイクすることができたし、セーフティカーも入ったことで、最終的にいくらかポイントを獲ることもできた」 マクラーレンは、開幕4戦でいまだQ3進出を果たせていないものの、フェルナンド・アロンソは3戦連続での7位を含めて全戦でポイントフィニッシュをしており、ドライバーズ選手権で6位につけている。また、今期F1と並行してトヨタからWECにフル参戦するフェルナンド・アロンソは、今週末スパ6時間レースに出場する。トヨタについてフェルナンド・アロノソは「長い冬の間のオフシーズンテスト中、チームは本当に頑張ってくれた。このチームとFIA世界耐久選手権の開幕戦に臨めるのは素晴らしい気分だ」とコメント。「ル・マンもあと1ヶ月半後に迫り、僕自身、身が引き締まる思いだ。僕にとって初めてのWECレースへ向けた準備はとてもエンジョイできたし、セバスチャン、一貴をはじめ、チームのドライバー達と共にこなしてきたテストは素晴らしい経験だった。そこに強力なチームスピリットを感じた」「チーム全員がひとつの目標に向かって努力を続けており、この一体感を実際のレースウィークに体験できるのが本当に楽しみだ」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "Z1bTA3ZjE65EWA2rQ412YnA9Aduo1KOT");});関連:F1アゼルバイジャンGP 結果:ルイス・ハミルトンが逆転優勝!
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