フェルナンド・アロンソは、ホンダのF1エンジンのストレートでのパワー不足によってソチで1周につき2.5秒失っていると主張する。フェルナンド・アロンソは、F1ロシアGPの予選でQ2に進出したが、ポールタイムよりも3.446秒遅い15番手タイムでセッションを終えた。予選Q2を最下位で終えたフェルナンド・アロンソは最後には無線で“信じられない”ともらしている。
「僕たちがストレートでどれくらい失っているかは信じられないくらいだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「セクター1で1.3秒だったと思うし、1つのコーナーだけでは問題はない。でも、このコーナーのストレートで2.5~3秒失っている。ここに来る前からわかっていたことだけど、予選になれば、いつだってもう少し多くを望むものだ」Q2でのタイムはQ1よりもコンマ3秒遅かったが、フェルナンド・アロンソはQ1での自分のパフォーマンスには満足していると語る。Q1でフェルナンド・アロンソはチームメイトのストフェル・バンドーンにコンマ7秒差をつけている。「基本的にパーフェクトな予選だったと思う。Q1ラップを繰り返すのは難しかっただろう。Q2ではいくつかミスをしてしまったけど、Q1はとても良かった」「F1に到達するまでに全てのカテゴリーで勝ってきた同じクルマに乗っているチームメイトにコンマ7秒差をつけたし、自分はピークにいるし、今がベストだと感じている」フェルナンド・アロンソは今シーズンまだチェッカーフラッグを受けていないが、今回も厳しい決勝になると覚悟している。「今年はフェラーリとメルセデスが優勝争いをして、レッドブルが表彰台を狙い、ウイリアムズがポイント圏内に入るという傾向にある。それ以外のグループにいる僕たちは、他のマシンの状況によって、1ポイントを掴もうとしている状況だ。自分たちの限界はわかっているけど、完璧なレースを目指すよ」