アルファロメオF1は、2021年の2つの開発トークンをC41のフロントエンド周辺の新しいノーズとその他のパーツ設計に費やすことを選択した。アルファロメオF1は、2月22日(月)にタイトルスポンサーのPKNオーレンの本拠地があるポーランドのワルシャワで2021年F1マシン『C41』を発表。これからシェイクダウンを実施する。
F1チームは、新型コロナウイルスの影響を綱領して、コストを節約するためにシャシー開発の大部分の凍結することに同意。2021年F1マシンの特定の部分をアップグレードするために2つのトークンを使用することを許可された。各チームは、2021年F1マシンのリソースをどこに集中させるかという限られた選択肢に直面しているが、公開されたC41の画像からも明らかなとおり、アルファロメオF1のテクニカルディレクターを務めるヤン・モンショーは、チームはフロントエンドにトークンを費やすことを選択したと語った。「2つのトークンを新しいノーズに費やすことに決定した。ノーズボックスとクラッシュボックスは明らかに真新しいものだ。それは主に空力が理由だ」とヤン・モンショーは語った。「それから、スタッフたちが多大な努力を費やして、フロントサスペンション、フロントウィング、フロント(ブレーキ)ドラムに大規模な作業を行った。バージボード、そして、マシンのフロント部分のデフレクターも同様だ」「最後の努力は主にフロア、ディフューザーだ。レギュレーションの変更によりリアタイヤの間の必ずしも目につかないパーツだが、フロア、ディフューザー、リアドラムで多くのパフォーマンスを失った」「我々は失われたダウンフォースを取り戻すために全力を尽くた。つまり、私が列挙していないものはすべて、非常に簡単な方法で2020年から引き継がれている。「シャシーは同じであり、ギアボックスも明らかに同じだ。レギュレーションにより、リアサスペンションの大部分も同じだ」「投資収益率を高めるために、ラジエーターやボディワークの一部などの追加コンポーネントは我々が持っていたリソースを使って短時間で持ち越し、最高の投資収益率を提供することを期待したエリアに集中することにした」「我々が行った選択が正しいかどうかは、数週間以内にわかる」アルファロメオF1は、ドライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィが9位以上でフィニッシュすることができなかった昨年の困難なキャンペーンから立ち直ろうとしている。アルファロメオF1は、コンストラクターズ選手権でランキング8位を維持することができたが、チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、2021年のポイント数やポジションに確固たる目標を設定することを望んでいない。「レーシングチームにとって最も重要なことは、常に改善しようとすることだと思う」とフレデリック・バスールは語った。「目標を設定することは足かせになることもある。正直、我々は改善したいと思っている。すべてのチームは同じ目標に動機付けられており、中盤のトップに戻るために一歩一歩踏み出さなければならない」「我々はそれが長い道のりであることを知っているが、我々はそれに取り組んでいるし、段階的に取り組んでいく」
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