アレキサンダー・ロッシが、インディ500優勝の喜びを語った。100回目の開催となったインディ500。その歴史的なレースで、アメリカ出身のルーキー、アレクサンダー・ロッシは、最後のピットストップからだれよりも多い36周を走り、ゴールラインを横切った。ルーキーによるインディ500の優勝は、2001年のエリオ・カストロネベス以来。また、この勝利はロッシにとって、インディカー・シリーズでの初勝利となった。
「いったいどうやって勝利を手に入れたのか、自分でもまだ十分に理解できない」とアレクサンダー・ロッシはコメント。「僕たちはレース序盤のピットストップで順位を落としたけど、チームの共同オーナーのブライアン・ハータがすごい作戦を考え出してくれた。チームメートのライアン・ハンターレイが、信じられないようなアシストをしてくれもした。彼が私の前を走って引っ張ってくれたことにより、チームは1-2フィニッシュを達成できたんだ」「本当にすばらしい勝利となった。僕の人生は、今日を境に大きく変わることだろう」「僕はこの1カ月、戦闘力の高いマシンで走り続けることができた。それはチームオーナーのマイケル・アンドレッティとブライアン・ハータのおかげだ。一時的にほぼ最下位に落ちながら、大胆な作戦を採用し、勝利に結びつけることができたのはとてもうれしいことだ」「インディ500のウイナーとして飲むミルクは、なによりもおいしいと感じた」関連:第100回 インディ500 結果:アレキサンダー・ロッシが優勝!
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