アレキサンダー・ロッシは、インディカーに集中したいため、2016年の残りのF1レースをマノーで戦う機会を断念したと述べた。アレキサンダー・ロッシは、2015年の最終7戦にマノーから参戦して印象的なパフォーマンスを見せたが、今シーズンはフルタイムのレースシートを獲得することができず、戦いの場をインディカーに移し、インディ500では初挑戦で優勝を達成。現在、順位表で11位につけている。
リオ・ハリアントは、シートを維持するために必要な資金を集めることに苦労しており、マノーはリザーブドライバーを務めるアレキサンダー・ロッシに最初に選択権をオファーしたが、3戦の日程がインディカーと衝突することもあり、アレキサンダー・ロッシはインディカーに残ることを選んだ。「僕のマネジメントと僕は定期的にマノーとコミニュケーションをとっているし、僕たちは2016年シーズン後半にレースをする機会があるかもしれないことを知っていた」とアレキサンダー・ロッシはコメント。「慎重に検討っしたけど、インディカーの契約があるので、レースシートは断った」「僕は最初に権利を与えてくれたマノーを本当にリスペクトしている。僕たちは合意していたからね。マノーとは本当に良い関係を築いているし、悪い感情はない。彼らは理解しているし、F1契約は僕の将来にとって適切でなければならない。僕のキャリアは良いステップを果たしている」アレキサンダー・ロッシは、2017年に関して、F1とインディカーの両方のチームと交渉しているが、まだどのシリーズでレースをするかは決定していないと語る。「2017年に関して、インディカーとF1の両方にオプションがある。レースシートに関してマノーと交渉しているし、他のF1チームからのアプローチもあった。それはかなり興味深いものだ」「インディカーにもオプションがある。詳しく話すことはできないけどね。でも、アンドレッティと僕は素晴らしい作業関係を築いていると終える。アンドレッティの全員が、数年間の僕たちの契約を延長するために誠意を持って働いてくれている」「マイケル(アンドレッティ)、彼のチーム、そして、ホンダに忠誠の気持ちがある。ドライバーとして本当に良い機会があるし、競争は素晴らしい」