スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、2022年F1マシン『AT03』の開発に役立てるために昨シーズンのルーキーキャンペーンの経験を生かしたいと語る。2021年の開幕戦F1バーレーンGPでポイントを獲得するという印象的なスタートを切り、最終戦F1アブダビGPで自己ベストとなる4位でシーズンを終えた角田裕毅。だが、その過程でスランプに陥り、チームメイトのピエール・ガスリーのペースと一貫性に匹敵するのに苦労した。
今年、F1での2シーズン目を迎えた角田裕毅は、はるかに多くの責任を引き受けている。「もちろん、今年はすべてのチームにとって完全に新しい車があります」と角田裕毅はFormula1.comに語った。「チームメイトのピエール、そして、チームと一緒にクルマを開発する必要があるという仕事があります。もちろん、これほどクルマの開発に関わるのは初めての経験ですが、今はそれを本当に楽しんでいます」F1での経験に加えて、角田裕毅は今シーズンにピレリから供給される新しい18インチタイヤの経験もある。角田裕毅はF2で18インチタイヤでレースをしている。「2年前に18インチタイヤでの経験は少しあります。チームを助けるために使用できますが、現在はすべて順調です。楽しみにしています」ピエール・ガスリーが、最終日にクラッシュしたことで、スクーデリア・アルファタウリのテストは短縮され、角田裕毅は午後の走行をキャンセルとなったが、3月10~12日にバーレーンで開催される公式プレシーズンテストに向けてポジティブなフィーリングを以ってスペインを後にした。今週のテストは開幕戦前の最後の3日間のテストとなる。「アブダビ以来、ドライビングを再開できることにとても興奮しています。特に完全に新しい車ですからね。AT03を知ることは本当に楽しい時間でした。バーレーンでの次のテストに先立ってやるべきことはまだたくさんあります。僕サイドでは、この新しい車に合うように自分のドライビングスタイルにさらに適応する必要がありますが、全体としてっポジティブでした」「金曜日の午後のセッションを完了できなかったのは残念ですが、それがテストですし、こようなことは起こります。最初のレースの前にバーレーンでまだ3日あるので、シーズンをうまく始めることができるように、これに先立って可能な限り準備する必要があります」