角田裕毅は、アルファタウリF1のプライベートテストで2022年の初走りを行った。アルファタウリF1は、イタリアのイモラ・サーキットでプライベートテストを実施。2020年F1マシン『AT01』を使用したこのテストは、2022年のプレシーズンテストに先立ってピエール・ガスリーと角田裕毅がF1マシンに再びアジャストすることを目的としている。
テストは1月25日~27日の3日間にわたって行われ、初日はピエール・ガスリーが走行。2日目に走行した角田裕毅は「2022初テスト。やっぱF1は速い!」とTwitterに投稿した。ネイビーを主体とした2021年の『AT02』とは異なり、ホワイトを主体とした『AT01』のカラーリングは発表会の時点から好評を隠しており、F1.comが行ったファン投票で最も格好いい2020年マシンカラーリングに選ばれている。 この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿 イモラ・サーキットは、2020年11月に角田裕毅がF1マシンでの初走行に機会を与えられた場所。FP1セッションの走行に必要なF1スーパーライセンスを取得するための走行距離を達成できるようにテストを手配された。当時のことを角田裕毅は「少し怖かったですね」と振り返っている。「最初のセッションは少しウェットコンディションでした。完全に濡れてはいませんしたが、少し濡れていました。イモラで初めてだたので、少し怖かったです。「3周した後、恐怖感はなくなりました。F1カーを楽しむということの方が大きかったです。特に、F1カーのブレーキ性能と加速には本当に感銘を受けました。これはF2と比較しても信じられないほど素晴らしいものでした。F1の初日のことは今でもはっきりと覚えています」奇しくも角田裕毅は、イモラ・サーキットで開催された第2戦エミリア・ロマーニャGPの予選でクラッシュを喫して、その後のスランプへと繋がった。
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