ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、2020年のFIA-F2選手権をランキング3位でフィニッシュ。2021年ニアルファタウリ・ホンダでF1デビューするために必要なスーパーライセンスの資格をクリアした。最終戦アブダビの週末、角田裕毅、ポールポジション、優勝、2位表彰台、ファステストラップと週末を支配。43ポイントを加算して合計200ポイントとし、ミック・シューマッハ、カラム・アイロットというフェラーリのジュニアドライバーに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。
2020年のルーキートップの成績を収めた角田裕毅には、ベストルーキーに与えられるアントワーヌ・ユベール賞(Anthoine Hubert Award)を受賞した。「F2最後のレースは2位、年間ランキング3位で閉幕となりました」と角田裕毅はコメント。「シーズンを通してサポートしてくださったカーリン、ホンダ、レッドブルの大勢の皆さんに心から感謝です」「そして、僕のドライビングスタイルに大きな影響を与えてくれたアントワーヌ・ユベールにも」レース後のインタビューでいつF1についての発表があるかと質問された角田裕毅は「現時点では言えません」とコメント。「本当そうだと言いたいんですけどね。いつ発表されるは僕もわかりません。でも、レッドブルから良い発表があることを期待しています」「2021年には鈴鹿で、日本のモータースポーツファンの皆さんの大歓声に包まれて走れることを願っています」