FIA 世界耐久選手権(WEC)は、富士6時間レースをこれまで発表されていた日程から1週間前倒しとなる10月14日(日)に変更することを発表。フェルナンド・アロンソのレース出場が可能になった。元々、今期のWEC 第5戦 富士6時間レースは10月14日の開催が予定されていたが、ロード・アトランタでのプチ・ル・マンとの日程衝突を避けるため1週間後ろに変更されていた。
その後、マクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソが、2018/19スーパーシーズンにトヨタから参戦することが決定。だが、10月21日はF1アメリカGPと日程が衝突しており、そのままの日程ではWECよりもF1を“優先”するフェルナンド・アロンソは、富士6時間レースを出場できないという問題が発生した。富士スピードウェイを所有するトヨタ自動車は、WECおよび富士6時間に重要な影響力を持っており、ホームレースにスタードライバーであるフェルナンド・アロンソを出場させることを熱望しているとされていた。WECは9日(金)、富士6時間レースを10月14日に戻すことを発表。この変更により、フェルナンド・アロンソは今期のWECの全ラウンドに出場することが可能になった。今回の決定により、フェルナンド・アロンソは、10月7日:F1 第17戦 日本GP (鈴鹿)10月14日:WEC 第5戦 富士6時間レース10月21日:F1 第18戦 アメリカGP (オースティン)10月28日:F1 第19戦 メキシコGP (メキシコシティ)と2つのレース週末は日本で開催されるものの、10月は全ての週末でレースをすることになる。 WEC(FIA世界耐久選手権) 2018/2019シーズン 開催スケジュールRd.日程グランプリレース国12018年5月5日スパ・フランコルシャン6時間ベルギー22018年6月17~18日ル・マン24時間フランス32018年8月19日シルバーストン6時間イギリス42018年10月14日富士スピードウェイ6時間日本52018年11月18日上海国際サーキット6時間中国62019年3月16~17日セブリング1500マイルアメリカ72019年5月4日スパ・フランコルシャン6時間ベルギー82019年6月15~16日ル・マン24時間フランス
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