マーク・ウェバーは、自身の後任としてレッドブルに昇格したダニエル・リカルドが2014年シーズンの予選でセバスチャン・ベッテルを手こずらせるだろうと予想している。今年からWEC世界耐久選手権に転向するマーク・ウェバーのF1引退に伴い、ダニエル・リカルドがトロ・ロッソからレッドブルに移籍した。マーク・ウェバーがF1ラストイヤーに予選でセバスチャン・ベッテルを上回ったのは二度だけだったが、マーク・ウェバーはダニエル・リカルドには一年を通して4連覇王者に匹敵する能力があると考えている。
「彼はきっとうまくやると思う」とマーク・ウェバーはコメント。「予選では彼がきっとセブを手こずらせると思う。一年目は五分五分だと考えている」「昨年、僕はセブを2〜3回上回ったし、今ではもうブロウンフロアがなくなった。ダニエルなら大丈夫だ。彼はレッドブルのシステムを通ってきたわけだし、影響はないだろう」「彼が僕よりもうまくスタートを切れるよう願っているよ!」また、マーク・ウェバーは、今でもセバスチャン・ベッテルのドライビング能力は高く評価しているが、それでもF1のベストドライバーはフェルナンド・アロンソだと考えている。「僕はいつもフェルナンドが最高だと思ってきたし、今もそうだ。日曜日に関してね」とマーク・ウェバーはコメント。「でも、一発の速さではセブに分があるんと思う。ペースだけというのではなく、準備という意味でもね。フェルナンドはたくさんのポールを獲得してきたけど、おそらく年齢もあるだろうからね。年には勝てない。でも、レースでは誰よりも策が多いし、何より彼は厳しい」「セブの強みは、もご存知の通りスタートで逃げること、そしてクリーンエアーの中で走ることだ。クリーンエアーでそういう状況を得られれば、タイヤなどはまったく別の話になる。彼はまるでコンピューターみたいじゃない? 彼の唯一の弱点はいつも高速コーナーだった」
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