ジャック・ヴィルヌーヴは、フェルナンド・アロンソが3度目のタイトルを獲得するチャンスを失ってしまったかもしれない。と考えている。フェラーリに業を煮やしたフェルナンド・アロンソは、今後の急成長が見込まれるマクラーレン・ホンダのプロジェクトに加わった。 しかし、ジャック・ヴィルヌーヴは、フェルナンド・アロンソの“フェラーリ移籍後”数年間のドライビングは今までに見たことがないほど素晴らしかったと感じている。
「フェラーリを去ったのは明らかな間違いだった」とジャック・ヴィルヌーヴは AS にコメント。「あと3年間あそこで過ごしてから、引退するかマクラーレンに行くかすれば良かったと思う。それなら2007年のようにそこでも勝てただろう」フェルナンド・アロンソはV6ターボ時代にメルセデスを倒すためには、マクラーレン・ホンダのプロジェクトの構築を支える必要があったとして、自身の決断は間違っていなかったと主張。これ以上フェラーリで“あと一歩”の悔しさを味わうよりも、ホンダと“リスク”を冒す方が良かったと述べている。 また、フェルナンド・アロンソは、復活を遂げたとはいえ、フェラーリが2015年のタイトルを争うことに懐疑的でもある。 だが、ジャック・ヴィルヌーヴは「今年のフェラーリなら、アロンソはタイトルを争ったと思う」と述べた。「この移籍によって、アロンソのキャリアは終わったかもしれない。タイトルを獲ることはおろか、レースに勝つことさえできないかもしれない」B・A・Rで数年間ホンダと仕事をしていたジャック・ヴィルヌーヴは、彼らがすぐにグリッドの先頭にたどり着くとは考えていない。 「僕は彼らと働いたことがある。時としてかなりスローな文化で、それが物事の進展を阻むことがあるんだ」
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