セバスチャン・ベッテルは、アブダビGPのレース後にもドーナツターンを披露したが、今回は審議対象にはならなかったようだ。前戦インドGPでタイトル4連覇を達成したセバスチャン・ベッテルは、レースのチェッカーフラッグを受けたドーナツターンを披露、そのままクルマを降りた。インドでの行為は、パルクフェルメ規定に抵触したため、セバスチャン・ベッテルに戒告処分、チームにも300万円を超える罰金が科せられた。
F1アブダビGPの優勝で、ミハエル・シューマッハの持つシーズン最多連勝記録の7連勝に並んだセバスチャン・ベッテルは、今回もレース直後にドーナツターンを披露。レッドブルも懸念していたようで、セバスチャン・ベッテル担当のレースエンジニアであるギヨーム“ロッキー”ロケリンは何度もインラップでドーナツターンをしないよう警告していた。 その命令を無視したセバスチャン・ベッテルは無線で笑いながら「(真似しちゃおっかな」と言うと「はい、はい、はい、自分のしていることくらいわかっている」と続けた。 そして、すぐさまチーム代表のクリスチャン・ホーナーが「今回の罰金は払わせるぞ」と応じた。再び罰金が課されるのではないかと話題になったが、今回はきとんとクルマをパルクフェルメに戻り、ドーナツターンもランオフエリアでの実施で後続のクルマに危険はなかったため、実際には審議の対象にもなっていなかったようだ。レース後、セバスチャン・ベッテルは「マシンは(パルクフェルメに)戻したよ」とコメント。「規則は守った。少し余分に燃料を使ったので、サンプル分が残ってるといいけどね」
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