セバスチャン・ベッテルは、F1インドGPのレース後にドーナツターンを披露したことで戒告処分を下され、レッドブルには25000ユーロ(約336万円)の罰金が科せられた。F1インドGPで優勝して4度目のワールドチャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテルは、規約で定められているパルクフェルメに直接向かわず、スタート/フィニッシュラインに進んだ。
セバスチャン・ベッテルは、そこでドーナツターンを披露し、その後クルマに上がって観客にアピール。そのあと、フェンスを登り、観客席に彼のグローブを投げ入れた。レース後、セバスチャン・ベッテルはスチュワードに呼ばれ、ベッテルには戒告、レッドブルには罰金が科せられることが決定した。スチュワードは声明で「ドライバーは、FIA競技規約で43.4で定められているように、直接レース後のパルクフェルメに進むことをしなかった」と説明。『特別な状況により、スチュワードはドライバーの説明を受け入れた」「チームは、ドライバーにレース後のパルクフェルメに直接戻るように十分に命じなかった」レース後、セバスチャン・ベッテルは「エンジニアのロッキーに『いつも通り入ってこい』って言われたけど、『今回はちょっと無理』と言った。グランドスタンドのメインのところにファンがたくさんいたので、本当はやってはいけないんだろうけど、あの時はどうしても抑えられなかった」と語っていた。セバスチャン・ベッテルの戒告は今シーズン初めてとなる。関連:セバスチャン・ベッテル、F1史上最年少でタイトル4連覇!