マックス・フェルスタッペンは、2023年の1日半のプレシーズンテストを終え、「開幕戦にむけてポジティブ」だと語る。初日に終日走行を担当してトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペンは、2日目には午後からドライビング。小さな問題にとって47周にとどまったが、1分31秒650のベストタイムをマーク。C5でトップタイムを記録した周冠宇から0.040秒差だったが、C3のフェルスタッペンは事実上のトップと言える。
最終日はセルジオ・ペレスが走行し、1日半の走行割り当てを終えたマックス・フェルスタッペンにとっては開幕戦前の最後のテスト走行となった。「今日は細かい部分に集中して、少しずつステップアップしていった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「今回もまた、僕たちがやったことすべてにマシンがよく反応してくれた。もちろん、来週末のレースに向けても多くのことを学ぶことができた」「このテスト期間にはとても満足している。マシンに飛び乗るたびに心地よさを感じ、すぐにプッシュすることができた。冬の間、そして昨年からずっと、今のようなマシンを準備するために働いてくれたファクトリーのみんなに感謝している。それがコース上でどのような挙動を示すかを見ることができるのは素晴らしいことだ」「来週はどれだけ速く走れるかわからないけど、ポジティブな気持ちでいる」レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるジャンピエロ・ランビアーゼは「今日の午後は、ちょっとした問題があって、そのせいで走行時間をロスしてしまった。だが、このような問題を避けるために我々はテストに参加している」とコメント。「明日は必要なデータをすべて得るために、かなり内容の詰まったプログラムになるだろう。だが、今日のマックスの短時間の走行から、レースに向けてパッケージングに磨きをかけていることがわかっている」「1日半はあっという間だったが、彼はマシンに慣れ、戦闘態勢を整えてくるだろう」